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2024年10月07日
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『「自分のために生きていける」ということ』を読んで 2

2011年07月18日
◆「偽りの自己」のできあがり方

自分を否定してしまう考え方や、生き生きできない状態といったものの根本原因は、
この「偽りの自己」を作り上げてしまったことです。

この原因としてはまず親があるのかもしれません。
また、僕の場合は親が信奉する宗教も絡んでいました。

そしてそれが自尊心を低くする原因になってしまっており、
ひいてはそれが生き生きと生活したり人間関係を築いたりする上での障害となっていたのです。



◆自己肯定感を高めるトレーニング

次の記事で詳しく書きますが、
とにかく自分自身に自分を肯定する言葉をかけてあげるということです。
これがやってみるとなかなか恥ずかしいんですが、
意外なことに、もうすでに役に立っています。

そして、自分を肯定する、つまり自分はこれでいいんだ、という前提があってはじめて
生き生きと毎日の生活を送れるのだなという実感を少し感じつつあります。



◆親密さ

著者は「対等であることは二人の人間が親密であることの必須要件です」(p.219)
と述べていて、これが、「自己主張」と「他者承認」のバランスの取れた状態、
ということのようです。

どちらも「自分を認めてもらいたい」と思う気持ちがあるわけですから、
うまくバランスが取れると親密な関係になれるわけですね。
ちょっとわがままを言うときもあれば、相手に合わせてあげることもある、
そういうことだと思います。

バランスが大事と言われれば当たり前のようですが、自分は言われないと気づかなかったです。
自分の場合は明らかに「自己主張」が足りず、
結局相手もそれに戸惑ってしまい、なかなかよい関係を築けない状態だったと思います。
これからは日常生活でも意識して自分の気持ちや意見をしっかり言っていきたいと思います。



◆その他

僕には、自分を規則で縛ってしまうという依存もあったことに気づきました。
この本を読んで、まず最初に規則があるというわけではなく、
まずはそれぞれ自分のやりたいことをやって生き生きと生活するわけですが、
そこで問題が生じてしまうので、それを解決するために規則があるのだと再認識しました。
とにかく自分のやりたいことを極力尊重するのが大前提なのだと思いました。



細かい点は次の記事に書きますが、書いてみるとかなり長くなってしまいました。
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